目くじら立てることなのだろうか?

こんなニュースをやっていた。
日比谷高校の文化祭で各クラスが行う演劇。
既存のものについては、著作権料についての承諾を取るという作業を実践したそうだ。


発端は、2年前の都立青山高校の文化祭。
同様に演劇を行う際にブロードウェイのもので、翻訳を行った日本の権利管理会社?から著作権料の支払いを求める連絡があったらしい。
同一性保持権(=無断で改編できない。2〜3時間ある舞台を文化祭用に短くするのがいけないらしい)を犯す行為であり、著者権者に無断で短くするのは見過ごせない、と。


厳密には日本の著作権法的には、教育目的・無料のものについては著作権料を払わなくてもいいらしいんだけど。
そんなこんなで、著作権についての対策を迫られているという。


まぁ、学校側が大人の立場として考えておくのは必要なのかもしれない。
けれど、断られて何度も演目を変えなければいけなかった、なんてのは寂しい話だな。
文化祭にまじめに取り組もうとしている学生達が可哀想だ。
どんな思いがあって、権利者は断るのだろうか?
学生なんて、これからのお客様だし、むしろ演ろうと選んでくれたのを喜ぶところなんじゃないのかなー
俺がその立場で断られたら、その人の作品見なくなる可能性まであるよ^ー^;


俺の高校も日比谷高校みたいに模擬店とか出店とかなくって、ほぼ全クラスが演劇をやるような文化祭の学校だったんだよね。
最近は店を出す所もあるみたいだけど、演劇を行ってるところは同じような対応をしているのだろうか?


ニュースだと、そんな背景からオリジナルを演るクラスも増えたとかなんとか。
オリジナルで脚本書いたり作るのも面白かったけど、既存のものを作るのはまた別の面白さがあったし、なにより勉強になったんだけどなぁ。


バンド演奏とかもそうなのかね?
JASRACとかもっと融通きかなそうだけど ^ー^;


世知辛いなぁ〜